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Swiss Hippies Photographs by P.A.M.
¥1,650
「スイス・ヒッピーズ」は、ファッションとデザインのブランドであるPerks And Mini(P.A.M.)が撮影した写真のジンです。この雑誌は、バーゼルのカーニバル、特に参加者が衣装とマスクを着用する72時間のパレードを記録しています。P.A.M.は、ファッション、グラフィックデザイン、出版で知られるミシャ・ホレンバッハとシャウナ・トゥーヒーによって設立されたメルボルンを拠点とするブランドです。 Date : 2019 Size : 130 mm x 190 mm Pages : 20 p color Offset Printed First Edition Soft cover 500 部限定 Supported by Carhartt WIP 2019年3月11日から13日までのバーゼルのカーニバルで撮影された写真のジン。 毎年恒例のバーゼルカーニバルはスイス最大のカーニバルで、ユネスコの「無形文化遺産」リストに登録されています。72時間のパレードでは、18,000人以上の人々がラーブとして知られるマスクを含むさまざまな衣装を着ています。参加者は完全に隠れており、パレード中は匿名でなければなりません。マスクを外して身元を確認することは不適切であり、プロトコル違反と見なされます。 Perks And Mini(P.A.M.)は、2000年にオーストラリアのメルボルンでMisha HollenbachとShauna Tooheyによって設立されたストリートウェアとライフスタイルのブランドです。美術、ファッション、グラフィックデザインのバックグラウンドを共有するカップルは、路上で出会い、名前は彼らの落書きタグ「Perks」と「Mini」に由来しています。
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I’ll bring you flowers in the pouring rain - Sam Hiscox
¥1,540
SOLD OUT
Publisher : THE PHOTOCOPY CLUB Size 140mm × 200mm Pages : p38 Edition : softcover
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Nihil Ad Rem - GX Jupitter-Larsen
¥3,300
GXジュピター=ラーセンはロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト。『Nihil Ad Rem』では、彼のパフォーマンス・アート・グループ「The Haters」の結成から現在までを幅広く記録している。 Date : 2016 Size : 165 mm x 230 mm Pages : 64p color Offset Printed First Edition Soft cover 500部限定
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Slogans for the Empire - Thomas Marecki (Berlin, Germany)
¥1,650
Thomas Marecki ‘SLOGANS FOR THE EMPIRE’からの抜粋集。 トーマス・マレキは1995年に創刊された「Lodown Magazine」創設者兼クリエイティブディレクター。 Date : 2017 Size : 130 mm x 190 mm Pages : 16p color Offset Printed First Edition Soft cover 150部限定
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Baby's on fire - Francesca Gabbiani (Los Angeles, USA)
¥1,980
何層にも重ねた手漉きの紙で構成された紙作品で知られるギャッビアーニの作品集。 Date : 2019 Size : 165 mm x 236 mm Pages : 24p color Offset Printed First Edition Soft cover 1000部限定 2200 税込
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I Did But I Don't Anymore - Kate Hall
¥3,300
「Kate Hall, I Did But」というフレーズは、ロサンゼルスを拠点とするアーティスト、Kate Hallの作品集「I Did But I Don't Anymore」に関連しています。この作品集は、2015年春に描かれたドローイングのコンピレーションで、Audrey Wollenのエッセイも含まれています。また、読者がページを取り外して再構成できるという特徴があります。Kate Hallは、パンクグループMika Mikoの創設メンバーでもあります。 Date : 2015 Size : 165 mm x 230 mm Pages : 64p color Offset Printed First Edition Soft cover
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Zug Magazine Abo Club #15 aka Randy Tischler & Yves Suter
¥2,200
Date : 2018 Size : 165 mm x 236 mm Pages : 48p Offset Black & White Printed First Edition Soft cover Printed Edition of 500
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Earth Breakup - Sarah Rara
¥3,300
サラ・ララはロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト。Earth Breakup』は、雨のマイアミから乾燥したロサンゼルスまで、対岸で制作された2015年のポラロイド写真と詩のコレクションである。 Date : 2015 Size : 165 mm x 230 mm Pages : 64p color Offset Printed First Edition Soft cover 500部限定
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i: Cowboy - Daniel Stubenvoll
¥1,650
北京のi:Project Spaceで2015年に開催されたダニエル・ステューベンヴォルの展覧会「COWBOY」のカタログ。 Date : 2016 Size : 150 mm x 210 mm Pages : 56p color First Edition Soft cover
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VIRGIL ABLOH™ (Illinois, USA) efflorescence
¥1,650
13 x 19 cm 28 pages Black & White Offset Printed Edition of 500
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Ingrid’s House Longer Moon Farther - Valerie Phillips
¥3,080
ロンドン在住のアメリカ人フォトグラファー、ヴァレリー・フィリップスによるZINE。 素晴らしいヴィンテージコレクションであふれかえった親友イングリッドの家で、4人の個性的な女の子たちとペットやインテリアを撮り下ろした。 Date : 2021 Size : 148 mm x 210 mm Pages : 44p color Offset Printed First Edition Soft cover 350部限定
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Titled..? - Remio (Los Angeles, USA)
¥1,650
Published on the occasion of Printed Matter’s LA Art Book Fair at The Geffen Contemporary at MOCA April 12 — 14, 2019 Publisher : innen Date : 2019 Size : 130 mm x 190 mm Pages : 32P Black & White Offset Printed First Edition Soft cover Supported by Carhartt WIP
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POLAROID - KYOHEI HATTORI
¥1,760
SOLD OUT
フォトグラファー服部恭平4冊目のzine 今までポラロイドカメラで撮影してきたポートレートや風景写真を一冊にまとめました。 Publisher : self Date : 2023 April Size : 130 mm x 190 mm Pages : 32P Edition : 100 copies Soft cover
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Masked , I advance. Hotel Alpha In
¥9,900
東京・東麻布に位置する老舗ホテル「Alpha In」。 1979年に開業したこの歴史的なホテルは世界にも稀なSMフェチやラバリストらが集う特異なスペース。 特殊プレイに対応するように設計された全26部屋、さらにはフェティッシュとファッション、サブカルチャーとの関係などそのディープで淫猥な世界感を堪能する1冊。 ドキュメントや部屋の撮影にはファッション雑誌や広告で活躍する写真家 E-WAXを起用。2009年に銀座のヴァニラ画廊で開催された「Hide & Sex」(写真家Nathalie Daoustがアルファインを舞台にフェティッシュな女性たちを撮影)からの作品も多数収録。 ヒステリックグラマー・デザイナー、北村信彦へのインタビューやDOMMUNE主宰の宇川直宏、PEEL&LIFT・デザイナーの細谷武司らのコラムも収載。 Publisher : doubteverything Date : 2024 Size : 205 mm x 190 mm Pages : 144P Hard cover
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まさるあらめや - 小見山 峻
¥4,950
小見山峻の新作写真集「まさるあらめや」。 2024年11月6日よりスタートした、小見山峻の「写場」での展示と同時に出版。 ロードトリップの一部始終による前作の写真集「call, overhaul, and roll (PINHOLE BOOKS 2022)」を経て、小見山は、自分が生まれ育った横浜という街と改めて向き合おうと思索した。小見山の故郷であり現住地でもある場所を主観的に見直しつつ、他の誰かの舞台としての街という客観的な側面を意識し、同じく横浜出身のモデルである比留川游を被写体とすることで、ポートレートを軸として多面的に横浜を描き出した写真集となっている。 小見山にとっては初めてのポートレート主体の写真集であり、過去作でパーソナルな血筋や足跡によって"I was here"を主観的な記録として形作ってきた経験を踏まえ、今作では人物を対象に写すことにより、その記録の半径を拡大させることに挑戦している。 タイトルの「まさるあらめや」は1909年に森鴎外の書いた横浜市歌の一節から。市内各所で撮影された今作の写真たちは、港町である横浜らしさを捉えもしつつ、どの街にも起こりうる景をさらに内包し、鑑賞する第三者のそれぞれの郷土愛へと接続してゆく。 モデル : 比留川 游(Stardust Promotion) ヘアメイク:山口恵理子(1p-33p)/ 佐川理佳(36p-125p) スタイリスト:井田信之 撮影協力:中田樹 デザイン:弦間友裕 印刷 :株式会社 サンエムカラー 製本:株式会社望月製本所 プリントディレクション:篠澤篤史(株式会社サンエムカラー) ギャラリーディレクター :長山一樹 ギャラリークリエイティブディレクター:清水恵介 ギャラリーファシリテーター:甲斐聡子 発行者:江本昭司(株式会社望月製本所) Publisher : SHABA Date : 2024 Size : A5変形 Pages : 128P Hard cover
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Typical World - Taro Karibe
¥3,300
光を失った洞窟の闇の中では、 自分の影と他者の影を見分けることは、難しい。 ―苅部太郎 ここ数年にわたる生成AIの急速な進化は、人類に新たな可能性をもたらす一方で、未知の脅威も予感させています。しかし、膨大なデータから生成されるものは、しばしば多様性を欠き、平均化された“典型的”な世界へと向かう傾向にあります。 本作は、画像生成AI「Stable Diffusion」を用い、「typical(典型的)」という言葉をプロンプトに組み込むことで、AIが“典型的”をどのように捉え、表現するのかを探求しています。 “典型的な平和”“典型的な大統領”“典型的なテロリスト”“典型的な愛”─。 無限の可能性を秘めていたはずの生成AIが生み出す“Typical World(典型的な世界)”には、私たちの未来への問いが隠れています。 本書は、2024年11月に世界最大級の写真フェア〈PARIS PHOTO〉で発表され、欧州の読者から高い評価を受けました。この度、2025年1月11日から2月9日まで、東京・渋谷のアートギャラリー〈HECTARE〉にて開催される、苅部太郎個展「洞窟の解剖学」に合わせて、国内での販売が開始されました。 ─── 本作で使用したStable Diffusionは、現在世界中で使われている主な画像生成AIツールのひとつで、特定の地域の特定の企業が開発している。どこかの誰かのものの見方の物差しで作られている以上、生成される画像は一見虚構の世界だけで完結しているようでいて、現実の社会的規範や政治性、信念体系や偏見がたっぷりと反映されている。 画像生成AIで画像を生み出すプロンプトとして、「typical」に続けて、私の物差しで選んだ言葉を追加してみる。すると、いまのAIが見せたい典型的な世界が写し出される。そのTypical Worldは、あらゆる次元で現実世界と影響し合い、特定の世界観が増幅されている。 光を失った洞窟の闇の中では、自分の影と他者の影を見分けることは、難しい。 2024年9月27日 苅部太郎 ※本書掲載あとがき(日本語ペラ)より Publisher : bookshop M Date : 2024 Size : 237 mm x 168 mm Pages : 32P Edition : 1000 copies Soft cover
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Cenote - Takako Noel
¥7,200
マヤ語で「聖なる泉」を意味するセノーテ。地下の鍾乳洞に水がたまり、地面が陥没してできるもので、メキシコのユカタン半島には数千のセノーテがある。 本書では、Takako Noelがセノーテとそこで泳ぐ女性たちを撮影し、自我の中の無意識の影を統合し、心の完全性を獲得する物語を表現している。 神話が失われた現代において、視覚的な癒しとなることを願っている。 Published by Takako Noel Book design by Noriteru Minezaki Date : 2024 Size : 228 mm x 165 mm Pages : 96P Limited edition of 300 copies Hard cover
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what is good? - 嶌村 吉祥丸
¥4,400
アーティスト・嶌村吉祥丸 10年間の記録から編まれた初の作品集 アーティスト・写真家としての領域に留まることなく、分野を越境し、さまざまな表現者と協働することで、東京・same galleyや京都・koenのディレクターとして企画・キュレーションを行うほか、「ラーメン吉祥丸」やフレグランスブランド「kibn」をプロデュース。写真を通じて人やもの、世界と対話するように活動を続ける、嶌村吉祥丸。 初の写真集となる『what is good?』は、嶌村が過去10年間のキャリアの中で東京、パリ、ベルリン、モスクワ、ラオス、ニューヨーク、ポートランドなど世界各地を巡るなか「“good”とはなにか」という問いへ向き合うことから選ばれた約200点を収録。 ――なぜわたしは、写真を撮るのだろうか。 わたしにとって写真は、 人やこの世界と対話するためのことば。 写真は、呼吸をすること。 正直、なぜその瞬間を撮ったのか、 説明ができないことや覚えてないことすらある。 しかしどの瞬間もきっと わたしにとって“good”だったと思う。 それは絶対的でもあり、相対的でもある。 それは普遍的でもあり、個人的でもある。 ――嶌村吉祥丸の言葉より抜粋 Publisher : PARCO PUBLISHING Date : 2024 Size : 280 mm x 210 mm Pages : 240P Hard cover
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パンクの系譜学 - 川上幸之介
¥2,860
パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ。 音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫る画期的著作。 ロックと現代アートから派生したパンクは、音楽活動のみならず、独自の実践を通して社会に影響を与え、人間性の回復をもたらしてきた。最新の研究を踏まえ、その系譜を現在まで辿る。Punk!展、ゲリラ・ガールズ展ほか、話題の展示のキュレーションを行ってきた研究者による初単著。松村圭一郎さん、毛利嘉孝さん推薦! 「パンクはこれまで幾度となく死んだと言われてきた。しかし、支配と抑圧という概念が存続する限り、「パンクス・ノット・デッド」は常に例証し続けられるだろう」(「おわりに」より) パンクは、虐げられた者たちが世界を変える、反逆の声だった。リズミカルな文章でビートを刻み、150年にわたるパンクの系譜をスケーターのように滑走していく。この壊れかけた世界を生き抜く、すべての人のために。 ━━━━松村圭一郎さん(文化人類学者) パンクな研究者のパンクな記述によるパンクの歴史。すべての対抗文化運動はパンクへと通じる。 ━━━━毛利嘉孝さん(社会学者) 興奮しつつ読んだ。(略)英語圏でのパンクの学術的議論を代表するグリール・マーカス『リップスティック・トレイシーズ』にも匹敵する、日本語でのパンク論の決定版といえる。(略)本書が描き出す「パンクの系譜」は、一つの音楽文化が、耳に聞こえるものを超えた社会的活動たりうることを示している。音楽とは単なる「音」ではない。本書のごとく秀逸な音楽書が提示するのはそのような認識である。 ━━━━増田聡さん(朝日新聞3/28) 現時点で日本人によるパンク本の決定版。 ━━━━高木完さん(Xより) 【著者プロフィール】 1979年、山梨県生まれ。専門は現代美術/ポピュラー音楽。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズMAファインアート修了。現在、倉敷芸術科学大学准教授。キュレーションに「Bedtime for Democracy」展、「Punk! The Revolution of Everyday Life」展、「ゲリラ・ガールズ展 『F』ワードの再解釈:フェミニズム!」など。 Publisher : 書肆侃侃房 装幀 : 宇平剛史 Date : 2024 Size : 127 mm x 188 mm ( 四六判 ) Pages : 384P hardcover
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Bacon - Kyohei Hattori
¥4,950
SOLD OUT
写真家・服部恭平の三冊目の写真集。2024年5月に東京の229と京都のhaku kyotoで同名の写真展を同時開催。会場では写真集が先行販売された。服部なりの私写真が約100枚収録されている。 写真を撮るのが好きで好きで撮っています。毎日。写真集バコンには124ページに渡り大切な写真達がシンプルに並んでいます。私がしていることは生活の中でなにかを見つけ、見つめたり/考えたり/撮ったり。ただただ自然体で等身大です。それは至極個人的な出来事ではありますが、皆様とも共有できるなにかがあると信じています。そしてこの本を閉じた後、日常の中でなにかを見つけたり、考えるきっかけになったり、写真が撮りたくなったら私は救われます。 Design : 栗山サキ Printing : 株式会社サンエムカラー Date : 2024 Size : 210 mm x 280 mm ( A4変形 ) Pages : 124P softcover
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光り喰い - Taka Mayumi
¥6,380
2013年よりパリから東京に拠点を移し、数々の自費出版写真集の発表している写真家・TakaMayumiの新刊6冊目の作品集『光り喰い』。タイトルに採用された「光り喰い」は写真機そのものを意味しています。 Publisher : self-publishing Date : 2022 Size : 265 mm x 382 mm ( A4変形 ) Pages : 62P Edition : 400 copies softcover
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BLUEPRINT THE MAGAZINE VOL.0
¥1,100
SOLD OUT
◆ZeebraとSEEDAがW表紙を飾る創刊号 HIPHOPが世界で誕生して50年が経った今、次の50年はどうなっていくのだろう? レジェンドがそれぞれの視点から自らの半生と、自らの、そしてシーンの青写真を語る。全編モノクロームでの撮り下ろしで綴る、完全保存版の独占ロングインタビュー。 ◆COVER : Zeebra | 「〝Daddy〞の看板を降ろした その先に伸びる道」 【独占1万5千字超 / 撮りおろしロングインタビュー14ページ】 以下リードより 連日の悪天候が嘘かのように光が差し、暖かい早春のとある日。静かな住宅街に佇むスクラップ工場の前に一台の車が止まり、日本のシーンを三十年以上に渡って背負い続けてきた男が降りてくる。ステージ上ではなく、リラックスしたプライベートな姿にも、余裕と風格が漂っている。真っ昼間の日差しがレジェンドを照らし、足元には影が伸びる。「光と影」、それは破壊と創造を暗喩しているかのようである。(続く) ◆BACK COVER : SEEDA | 「心に嘘をつかない」〝リアル〞でいるためのたった一つのルール 【独占1万字超 / 撮りおろしロングインタビュー14ページ】 以下リードより 「雨は子どもの頃から嫌いじゃないんです」三月某日、東京と神奈川の境にかかる丸子橋の上には、冷たい雨が降り注いでいた。撮影クルー以外、誰もいないその場所で激しさと静寂が交じり合う川面を眺めながら、ラッパー・SEEDAがそう呟く。その言葉は、まるで煙のように空気に残り続けた。(続く) Publisher : apples&oranges株式会社 Date : 2024 Size : 225 mm x 280 mm ( A4変形 ) Pages : 32P softcover
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Felt Felt - Hirohumi Suzuki
¥4,180
惹かれるとはどういうことなのだろうか その向こう側を見てみたい 肌から取り去った衣服に伝う、生温かな気配 人物の生命力や性癖を感じとる 一つの手立てとなるだろう 【付属】 手製フェルトケース ドローイングペイント4枚 キャプションカード Publisher : self-publishing Date : 2024 Size : 210mm × 297mm Pages : 36P softcover
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EDITH - Angela Hill
¥13,200
SOLD OUT
イギリス人写真家であり、ロンドンを拠点とする出版社兼書店「IDEA」の創設者の一人であるアンジェラ・ヒル(Angela Hill)の作品集。発売後直ぐに売り切れとなった前作『SYLVIA』からちょうど一年後の刊行となる。 被写体と写真家の間に深い親密性と理解を築きながらシルヴィア・マン(Sylvia Mann)の思春期を記録した前作は、多くの人々に、シルヴィアは作者の娘ではないかと思わせた。しかしそうではなく、作者の娘は "エディス"・オーウェン(Edith Owen)である。 本書は20年にもわたる記録の集積であるが、前作のように、常に不本意ではありながらもエディスが作者の第一のモデルとなった十代の頃を中心として構成されている。撮られることに対してしばしばエディスがあからさまに表す不快感は、本書における「思春期」へと実に真実味を与えている。被写体と写真家の関係が、あまりにリアルな一冊である。 本書の写真の多くが、ファッション関係のエディトリアルのために制作されたものである。メンズファッション誌『Man About Town』に向けてスコットランドで撮影されたもの、『Doesn’t Exist』誌に載った物語のために撮ったもの...。当時、エディスはアリ・マルコポロス(Ari Marcopoulos)やコリエ・ショア(Collier Schorr)などの写真家たちにも撮影された。コリエ・ショアは本書の序文として「I don’t have a kid(私には子供がいない)」を寄稿している。 作者の自然主義的な特徴は、もしかすると雑誌のためではなく撮られた写真に最もはっきりと現れるのかもしれない。『Fantastic Man』や『The Gentlewoman』、『W Magazine』に向けて制作された商業的なファッション写真やエディトリアルは、ヘアメイクやライティング、レタッチを用いることなく35ミリフィルムで撮影され、映画の中でもとりわけドキュメンタリー映画の一シーンのように見えるよう作られた。エディスの写真は自宅の寝室やキッチン、家族旅行に向かう電車の中など、作者のスタイルが申し分なく体現される場で撮られている。まるでカメラがそこに存在していないかのようなこのスタイルで、作者はモデルのミカ・アルガナラズ(Mica Argañaraz)やレベッカ・ロンゲンダイク(Rebecca Longendyke)をも撮影した。 アンジェラ、[2023年9月30日、14:48:02] 私が彼女をあまりによく知っているという点が、モデルを撮影する時とは大きく異なります。彼女はカメラの前にいることを好まないので、だんだんと渡す報酬の額を増やさなければなりませんでした。始める時のエディスはだいたいとても不機嫌なのですが、一日が終わる頃には、私たちの間になにかしらの静けさと気づきが生まれます。彼女を撮影する時は、私の心にとても近い場所で撮ります。私が子供だった頃、いやいやながらも父親に引きずられていった場所です。そうしたすべての場所で、エディスを撮りました。父はいつもエディスが自身の母親であるエレンに似ていると言っていました。ある時から父のことを考えると感傷的になるようになって、エディスは恥ずかしさでもだえるのですが、理解はしているのだと思います。鳥類保護区のベースボールキャップやブライトン・ロックなど、その日のおみやげを手にくたくたで帰路について、テイクアウトをして、『Brooklyn 911』を一話見るんです by Angela Hill Publisher : IDEA Date : 2023 Size : 220mm x 260 mm Pages : 128P hardcover